2009年07月03日

読了メモ:世界画廊の住人

 やぁ、これはよいものを読みました。評判よいようなので期待していましたが、こういうファンタジーとは思わなかった!

 主人公は錬金術師見習いで、論文が認められれば晴れてこの先の暮らし向きを案じなくて済むご身分になる、不運な青年セツリ。
 しかしその論文が原因で深淵派という異端の徒に襲われ、その過程でなぜか拾ったんだか拾われたんだかした不思議な男リンと、『世界画廊』に飛び込みます。しかしセツリの常識では「絵」というものは特別な存在。どこかから掘り出されたり発見されたりするだけで、この世の者がそれを描いたりしてはいけない……はずなのですが、リンはどうやらその絵を描いてしまう画家らしい!

 と、いうのが導入部なのですが、これで想像する範囲に話がおさまらず、くるっと回転してぱーんと開くような展開になります。これは説明できないというか説明したら読むときつまらなくなるので、是非お読みください。
世界画廊の住人

著者名:栗原ちひろ(著)
出版社:幻冬舎コミックス
出版年:2009.04
ISBN :9784344816329

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posted by うさぎ屋 at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説
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