2008年09月19日

読了メモ:同日同刻

 八月に気になってカートに入れた本が届いて、じわじわ読んでるので、どうも「八月ネタ」が多いわけですが……太平洋戦争初日ならびに終戦前の十五日について、さまざまな資料から多角的に「その日、その場所で、いろいろな人物が考え、見聞きし、語り、書き残したこと」を取捨選択して構築した一冊。

 取捨選択しているのが、あの山田風太郎なので、冷徹に事実を並べている部分がほとんどなのに、非常におもしろいです。読みごたえがあります。
 一部は、はてなハイクの方に(今、このブログの右側にブログパーツで表示してあると思います)引用し、コメントをしてあるので、そちらをご覧ください。

 結びに使われた大佛次郎氏の文章がものすごく、ものすごく、いいのですけれど、これはここに孫引用するより、機会があればお読みくださいという感じです。引用された大佛氏の文章は、朝日新聞のために書かれたもののようです。
同日同刻

著者名:山田風太郎(著)
出版社:筑摩書房
出版年:2006.08
ISBN :9784480422477


 上の本とは関係ありませんが、近況。

 幻冬舎コミックス様の新刊・刊行予定のページにタイトルが載っているようなので(コメント欄で教えてくださった高橋まさん、ありがとうございます)、ここでも告知を。
 十月末に、久々のオリジナル新刊『翼の帰る処(上)』が出るようです。(上)というからには(下)もあり、これは翌月刊行予定で準備を進めているところですが、まぁそのなんです、頑張ります。上巻の方は、現在著者校正中です。

 イラストは、去年の『鋼鉄三国志 呉書異説』に引き続き、こときさんにお願いしました。『鋼鉄〜』のときのイラストが非常にこう、ストレートに「いいなぁ!」という内容だったので、是非またご一緒にお仕事させていただきたいと。こころよくお引き受けいただいたのですが、わたしの原稿が遅くてえっらいお待たせしましたスミマセン。
posted by うさぎ屋 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史
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