今回は、ちょっとだけ不思議なことが起きます。いや、すごく不思議かな……。
なにしろ、ヒロインである小学生は、愛犬と心が入れ替わってしまうのですから。
それを淡々と受け入れ(入れ替わっているときだけ、テレパシーのように心と心が通じ合うので、ヒロインも犬も大満足なのです)、犬の暮らしにおどろいたり、ヒトとしての暮らしに戸惑ったり、……がメインかと思いこんでいたら、ラブ寄せになってしまいました。小学生なのに!
たいへんおもしろかったですが、読みはじめたとき勝手に、もっとイヌ/ヒトの対比がなされるのかと思いこんでしまったので、ちょっと肩すかし。
ここで一句。
やめましょう 読みもしないで 決めるくせ
うううう。
丘の上のバンビーナ
著者名:鈴木有布子(著)
出版社:新書館
出版年:2008.03
ISBN :9784403618963
