すると、わたしにとって「迷いがない」というのは、他人の意見を気にしない人のことなのかも。
古織さんはどうしても「日本一」を目指す上で、「万人に認められたい」想いが並走していますから、エンターテインメント性のある人物になるわけです。でも、価値観の共有というのは難しいことなので、そこから迷いが生じる(ように見える)、と。そんな感じなのかも。
わかりやすく「迷いがない」、つまり「万人に認められなくていい」というキャラクターも登場しているために、よけいに古織さんが人間臭く、カワイイ人だなと読者には思える仕掛けなのかもしれません。
でも、くだんのライバルも、この巻で退場か……。
へうげもの 6服
著者名:山田芳裕(著)
出版社:講談社
出版年:2008.03
ISBN :9784063726725
