マキリップだな〜! って感じなので、マキリップを愛する人は買いです。間違いなく。
魔法の質感というか、空気感が違います。見紛いようもなく、マキリップです。
ただ、ついて行けない人もいるんじゃないかなとは思います。
あとは、わたし自身がもう魔法の世界に入りこめないのかもしれない、と少し寂しい気分になる部分もあり……ネタバレになってしまうので詳しくは書けませんが、わたしが「あ、こういう人いるわ」と認識したあの人やこの人はもっと断固として話が通じない場合が多く、結局、すべてが収束する場面にどれだけ説得力を感じられるかというか! もう無理です、これ以上は説明できません。
まあそんなこんなで。うっとりと世界に浸りきれるかといえば、浸れる。しかしわたしの中の現実的な醒めた部分が「いやぁ、それはちょっとどうかしら?」と斜に構えるのを止めることができない……みたいな分裂した感想を抱かされた一冊でした。
オドの魔法学校
著者名:パトリシアA.マキリップ(著)
原島文世(訳)
出版社:東京創元社
出版年:2008.02
ISBN :9784488520076
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