この本は、【神北情報局】で褒められていたのを見て、読もうかなと思ったのです。病院内の権力闘争を逃げのびて不定愁訴外来の担当に、という主人公の設定に興味を惹かれました。そういえば、【手当たり次第の本棚】でも褒められてたよなぁ……と思いだし、購入。なんだ薄いなぁ、すぐ読めそうだなぁ、と読みはじめたら、ほんとうにすぐ読めてしまいました。
薄いから、だけではありません。おもしろいのです。
わたしは病院長がいちばん好きですが(いろんな意味で)、どのキャラクターも生き生きと描かれていて、びっくりさせられました。これデビュー作なんですよね?
医療の現場が崩壊しかかっている、ということを訴えながら、エンターテインメント性のあるミステリに仕立ててしまう。しかもその崩壊を(結果的に)もっとも雄弁に語るのが誰のどの台詞であるか、ということを考えると、ものすごい着想力だと思いました。
なにを書いてもネタバレになりそうなので、感想はこんなところにしておきますが、すごい小説でした。
チーム・バチスタの栄光 上
著者名:海堂尊(著)
出版社:宝島社
出版年:2007.11
ISBN :9784796661614チーム・バチスタの栄光 下
著者名:海堂尊(著)
出版社:宝島社
出版年:2007.11
ISBN :9784796661638
本家サイト感想文一覧

このシリーズほんとに面白いのですが、次々つながっていくのがちょっと困りものです。
続きを読まれる時は、『ナイチンゲールの沈黙』と『ジェネラル・ルージュの凱旋』が表裏一体である事にご留意下さい。
実は先に出た『ナイチンゲール〜』だけだと、読んだ時にもの足りなさを感じてしまうのです。
海堂さんの小説は、白鳥シリーズ以外のものも、すべて同じ東城市を舞台にしたものなので、読み進めていくと面白いかもしれません。
とくに『ブラックペアン』では、お気に入りの病院長がまだ若く中堅バリバリで活躍します。田口が学生だったりもします。
映画では田口のところに竹内結子をあてて、阿部寛の白鳥と組ませていますが、CMではなんだかTRICKのような雰囲気に感じられ、ちょっと妙な感じですね。
ご無沙汰です〜。ブログいつも楽しみに拝見してます。
ご助言ありがとうございます。
この著者に興味をもって検索してみたら、どの作品もつながっているような感じなのですね。実は刊行順に読まなくてもいいのかも? と思ったりします。
>高橋ま さん
実は、最初は「ふだんあまりベストセラーを読まない方なのですが」という書き出しだったのですが、自明のことを書いてもしかたがないよな、と思って書き直したのでした。えへ。
病院長が若くてバリバリですか! それはちょっと読みたいかもしれない……。はやく文庫に落ちないかなあ。
映画、田口が女性なんですねぇ。帯を見て、読みはじめて、「あれっ?」と思ってまた帯を見て、読んで、またまた帯を見て、「えー」と思ったことです。
そのとおりで、どこから読み始めても多分大丈夫です。
全部どこかしらでつながっていますし。
なかでも、『ナイチンゲール〜』と『ジェネラル〜』は表裏一体、もともと一作として書かれる予定だったという事らしいんです。
敬称を入れ忘れました。失礼いたしました。
わからないんです。
六行ぐらいで書いてください
わからないんです。
六行ぐらいで書いてください
千夏さんが、なにを「わからない」と感じておられるのか、わたしになにを書いてほしいと思っておられるのかが、わかりません。
もしまだご覧になっているようでしたら、そのあたりをご説明いただければ、と思います。