最後がぶっちぎれだという噂は聞いており、まあ原作も「えっ、ここで終わるの」だったからそういうものだろう、二巻と三巻のストーリーは知ってるから我々は大丈夫だよね、と子どもと語り合いながら映画館へ向かったのですが……。
見終えてびっくりです。
ほんとうに最後が! なんと! って感じで。
ここで切ったら、第二部を製作できることになったとき、困るのでは……。ネタバレなので詳しくは書きませんが、原作とは違うところで切れています。
ほんとうに、第二部の導入部はどうするんでしょう? 不思議でたまりません。ああするのか、こうするのか、とシミュレートがとまらないほどでございます。
ストーリーは、導入部にオリジナルのエピソードを入れてまとめ直している以外は、ほぼ原作通りのエピソードを端折りながらつないでいる、といった感じ。だから原作を知っていれば「ああ、あそこを絵で見るとこんな感じなんだ」という楽しみかたができますが、ストーリーを知らない人はどうなんだろうなあ……と危ぶまざるを得ないジェットコースター展開でした。しかも、途中の線路がところどころ抜けているんじゃないか、くらいの勢いでアクロバット走行。
ライラの子役女優さんは、とても魅力的でした。いわゆる子どもらしい「かわいい」少女ではなく、独特の雰囲気があります。
コールター夫人は髪型、服装、トータルなコーディネイトが完璧。もうどこから見てもコールター夫人。ヴィジュアルは完璧です。これは一見の価値があると思います。
CGはほんとうにすごかった。とくに動物関係。イオレクはもちろん、とにかくダイモンが。一瞬で変身するのも、本で読んでいて想像するより映像で見せられる方がわかりやすく、なんといっても「すべての人に動物のパートナーがいる」という絵が。ぱっと見たときの説得力が、やはり文章とは違いました。
あー、続刊の感想も書かなきゃなあ。

どうもベタ褒めはしかねる微妙な出来のようですね〜
年1作で3部作というのは、切れ目をどこにもってきてもチョット厳しい構想なのではないかと思います。
LtoR の成功が背景にあると思うのですが、特に1年で多くの成長がある子供にとっては間延びし過ぎなのではないかと・・・
その点、「ハリー・ポッター」は、同時成長している世代には特別面白く感じられるかも知れませんね。
分厚い原作だから話が入りきらないのは無理もないと思います。ただ、それこそLotRではある程度思いきりよく捨て去ったり組み替えたりしてエピソードを整理していたわけで、もうちょっと、なんとかなったのではないかなぁ……。
終わったときの半端ない「えっ、ここで?」感は、是非実際に味わってみてください。
私も先日観てきました。
トレイラーなどで期待を膨らませていたのですが、直ぐに萎んでしまいました・・・
説明不足な点を第2部以降で補うというのは、本では成り立っても映画というメディアでは難しいですよね。
プログラムなど見ると、原作者とかなり良好な関係を維持しながらの作業だった模様。かなりエピソードを整理しないと、あのボリュームを一本の映画にするのは困難ですし……原作に愛着があるほど、原作者の意向を尊重するほど、新しい、「映画として独立した『黄金の羅針盤』という作品をつくりだすのは困難だったのかも、と思います。
続編は興行成績次第といわれても困ります、という終わりかたなので、ちゃんと製作されるのか心配です。