2008年02月04日

読了メモ:五つの鍵の物語

 就寝前に一話ずつ、ちびちびと読み進めて読了。鍵をめぐる、幻想的な雰囲気の作品集です。

 太田さんの作品といえば、つねに真摯に問いつづける、ごまかしのない姿勢をまず連想します。それはキャラクターもそうですが、ミステリとしてもそう。とても几帳面な作風、という印象があります。地に足がついているというか。

 ……なんですけど、幻想風味の強いものも、さらりと書いてしまわれるんですよね! それも、がっちり世界をつくりあげちゃう『月読』みたいなタイプから、少年少女を主人公にした冒険譚、今回の作品群のようにさっと異界に連れ去られてしまいそうな短編まで。
 オールマイティだなぁ。
五つの鍵の物語

著者名:太田忠司(著)
出版社:講談社
出版年:2007.12
ISBN :9784061825765

本家サイト感想文一覧 63870 太田忠司
posted by うさぎ屋 at 22:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説
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