やはり、違うかなぁ。古代中国に関する基礎知識が多少増えた、ということよりも、自分が年齢をかさねたことの方が、同じ小説に対する感想の違いを生んでいると思います。
また、いままで読んだことのなかった作品と出会えたのもよかったです。おもしろい。
とにかく極端で、「おのれ」をまっとうすることに真摯である人を描かせると、すごいですね。この著者の魅力は、そこにあるのかも。
脚注は、はじめにページを開いたときにはちょっと違和感がありましたが(詳細な注がついているのが、この短編集の売りのようです)、読み進めていくと、気にならなくなりました。
注がつねに視界に入るデザインが苦手な人だと、読みづらく感じるかもしれないですね。わたしは大丈夫でしたが。
中国小説集
著者名:中島敦(著)
出版社:ランダムハウス講談社
出版年:2007.06
ISBN :9784270101032
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