2007年10月11日

読了メモ:バガヴァッド・ギーター

 原典訳かと勘違いして買ったら解説書だったという……でもせっかく買ったので読みました。先日『インド神話』を読んだ上村勝彦さんの本です。

 アルジュナ(というと、どうしてもアニメ『地球少女』を思いだしてしまうんですが)が戦いに迷ったとき、それを諭すクリシュナ……という、教祖様どころかご本尊みずから「わたしを信じればいいことありますよ〜」という教えをたれてくださる、そういう展開のお話です。
 下敷きとなっている物語では、アルジュナは英雄戦士なのですが、血をわけた一族と戦わねばならず、躊躇しているわけです。それを、「おまえのやるべきことなんだから、やっとけや」と叱咤激励する役がクリシュナ。
 仏教と対照させての説明が多く、日本人にもわかりやすい……といいたいところなんですけど、どうなのかなあ。最近の日本人、仏教をどれくらい知ってるんでしょうね? わたしも勉強しないとなー、とたまに思います。
 勉強しなきゃいけないこと多過ぎです。

 解説は、著者である上村氏の早逝を悼み、その学業を讃える文章となっております。淡々としているのですが、惜しむ気もちを共有したくなるような内容でした。
バガヴァッド・ギーターの世界

著者名:上村勝彦(著)
出版社:筑摩書房
出版年:2007.07
ISBN :9784480090874

本家サイト感想文一覧 63870 上村勝彦
posted by うさぎ屋 at 15:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 神話・伝説
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