アルジュナ(というと、どうしてもアニメ『地球少女』を思いだしてしまうんですが)が戦いに迷ったとき、それを諭すクリシュナ……という、教祖様どころかご本尊みずから「わたしを信じればいいことありますよ〜」という教えをたれてくださる、そういう展開のお話です。
下敷きとなっている物語では、アルジュナは英雄戦士なのですが、血をわけた一族と戦わねばならず、躊躇しているわけです。それを、「おまえのやるべきことなんだから、やっとけや」と叱咤激励する役がクリシュナ。
仏教と対照させての説明が多く、日本人にもわかりやすい……といいたいところなんですけど、どうなのかなあ。最近の日本人、仏教をどれくらい知ってるんでしょうね? わたしも勉強しないとなー、とたまに思います。
勉強しなきゃいけないこと多過ぎです。
解説は、著者である上村氏の早逝を悼み、その学業を讃える文章となっております。淡々としているのですが、惜しむ気もちを共有したくなるような内容でした。
バガヴァッド・ギーターの世界
著者名:上村勝彦(著)
出版社:筑摩書房
出版年:2007.07
ISBN :9784480090874
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