この本、もっと話題になっていいと思うんですけど、あんまり感想見かけなかったなぁ。……と、今頃読んでいるわたしがいう台詞ではありませんですね。ゴメンナサイ。
巨鳥乗り、が文化として根付いている世界観をベースに展開する、ア・ボーイ・ミーツ・ア・ガールものであり、カルチャー・ギャップ衝突ものであり、政略結婚でアクションでレースです。
主人公は単純インフレ熱血バカ鈍感少年ですが(ひどい)、彼が雛の頃から育てて家族同然、いやそれ以上かっていう絆を結んだ巨鳥ミルヴィルが、彼に輪をかけた単純インフレ熱血筋肉バカ鳥で、もう最高。なせばなる! って努力と根性と信念のどつきあいですよ。
前作でもそうだったんですが、乗り手と離ればなれになった時点で、鳥視点が採用されてですね。このときの鳥のアホっぷりとバカっぷりとがむしゃらっぷりが大好きです。鳥最高。
分厚い(350ページくらいあります)ので、人間ドラマもかなり錯綜して盛り上がるのですが(こういうの、何角関係っていうんでしょうか? もうカウントしきれませんよ)、テオ、ララの鉄砲玉コンビと幼馴染みで、つねにフォロー役を引き受ける「冷静沈着天才」のイスカがよくてねぇ〜。もとからわたしの贔屓キャラはイスカだったんですが、ほんにカッコよかですたい。
バード・ハート・ビート夜姫天炎!
著者名:伊東京一(著)
出版社:エンターブレイン
出版年:2007.06
ISBN :9784757735071
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