- 文学作家には〆切がないか
- 書き下ろしの〆切は比較的ゆるやかなはずですが、雑誌掲載作の〆切はタイトに来るはずです。でないと、雑誌に真っ白い「メモ帳」部分ができてしまいます。
- 文学作家であれば、一作に充分な時間をかけることだけは可能なのか
- いいえ。一作にいくらでも時間をかけることができるのは、ジャンルに関係なく、以下のような条件を備えている作家だけでしょう。
- 小説以外に食べていける収入がある
- いつ作品を持っていっても「出版しましょう!」といってくれる版元と編集者がいる
- ライトノベル作家は〆切があるからたくさん書くのか
- はい、であり、いいえ、でもあるでしょう。〆切がないと完成させるのは大変、という人の方が多いです。ですが、専業作家になりますと、一定のペースで書きつづけないと食べていけませんので、そちらの方が切実な理由となります。
欧米にくらべて日本の作家が多作である場合が多いのは、日本語が流通し、日本語の小説が読まれる「日本語圏」があまりにも狭いからだと思われます。
売れる部数の上限は、おのずと知れているわけです。
こまかく説明しようとするほど、ケース・バイ・ケースという話になっていってしまいますので、敢えて最低限の一般論でまとめました。ただし、わたしの経験と知識が絶対であるという確証もありません。
ご参考程度に、お読みください。

海外のマニアの間では日本のアニメーターの貧窮ぶり知れ渡っているそうですが、作家についてもそう言われる日が近いのかも知れませんね……