……だったのですが。たらたらとライトノベル系の感想文サイトを回っていたら、キャラクターの誰某が死ぬなんて〜! と、名前を明記しているところがあったのですよ。冒頭を読めばわかるからいいよね、と。その感想を見た時点では、わたしはまだこの本を読んでいなかったので、かなりの衝撃でした。
気を取り直して本の方を読んでみると、たしかに冒頭も冒頭。p.20に、「誰某が死んだ」という記述があるのですが。これ、どうなんだろうなぁ、と唸ってしまいました。
ネタバレの基準って、難しい。
少なくともこの本の感想を書くときに、わたしはその20ページめですでに死を明言されてしまうキャラクターが誰なのか、名前をしるすことはないでしょう。でも、実際に、読者として他者の感想をみていなかったら、どうしただろう?
あぶないな〜、と思うんですよね〜。ペラッと書いてしまったかもしれません。
物語前半の展開については、そんなに伏せずに感想を書くことにしているので……でないと、おもしろかった! とかそれ以上のつっこんだ感想を書くにあたって、「ここが」「このように」と実例を示せないし。
でも、後半だけ伏せればいいってもんじゃないよなぁ、と。あらためて、ネタバレの範囲について深く考えるきっかけになりました。
あとは、まだ読んでない本の感想は見るな、って自衛手段もあるんですけど、更新された内容はみんなパーッと見ちゃうしなぁ。それに、まだ読んでない本の評判も知りたくないですか。優先順位とか決める参考にしたいし……。
となると、リスクは覚悟しろ! って話になるんでしょうね。むむむむ。
あ、本自体はすごく面白かったです。いつものように、〈戦う司書〉シリーズそのものでした。先が読めなくて素晴らしい。なんとか脱落せず、次の巻も読みたいと思います。
戦う司書と荒縄の姫君
著者名:山形石雄(著)
出版社:集英社
出版年:2007.04
ISBN :9784086303521
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