長大なインド神話を、かなりコンパクトにまとめているようです。もとは東京書籍で版を重ねていたものだそうですが、わたしが読んだのはちくまの学芸文庫版です。
原典からを原則としてまとめられた『マハーバーラタ』、そして『リグ・ヴェーダ』、『バーガヴァタ・プラーナ』の概観、概説、といえばいいのかな。
漠然と聞き知っている神々や悪魔の名前に、「ああ、こういう神話があったのか」とエピソードが追いついていくという読書体験。いかにゲームや小説に使われた「名前」だけに出会っているかを思い知らされました。
なんだかゼラズニイの『光の王』を読み返したくなりました。今なら「あっ、これをこう使うのか」的な楽しみが味わえるかも、と。
インド神話
著者名:上村勝彦(著)
出版社:筑摩書房
出版年:2003.01
ISBN :9784480087300
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