2007年08月01日

読了メモ:神様のメモ帳

 山の上にどんどん本が積まれていく見事な堆積。眺めていたら「あー待って、これ読むつもりだったんだから」という本が、まだ浅めの層にあったので、引っぱりだして読みました。

 人づきあいに熱意を持てない高校生が主人公で、引きこもりでドがつく偏食の凄腕ハッカー美少女アリス、むっちゃ喧嘩に強いテツ先輩、ヒモのヒロさん、盗聴・盗撮・監視ならなんでも来いの少佐……などといった「特殊技能を備えたニートたち」と一緒に事件に巻きこまれていく(むしろ彼が巻きこんでいく)シリーズの、第二巻です。

 ああ、ひとり書き忘れてた。手芸の名手の四代目。彼も含めておかないと、まずいです。

 地の文かと思っていた内容がたまに主人公の独り言で外に漏れていて会話になったり、ニートたちの言動が常識を外れ過ぎていたり、独特の雰囲気が魅力のシリーズです。
 大雑把にまとめちゃうと、その気になればなんでもできそうなのに、なにをしたいという明確な目標が希薄な人たちの集まりなのかな、と思うんですけどね。「やればできる子」が、ほんとにできるんだけど、ほんとに全然やらない、と言えばいいのかなぁ。
 なんだか不思議な話でした、続編も。
神様のメモ帳 2

著者名:杉井光(著)
出版社:メディアワークス
出版年:2007.06
ISBN :9784840238885

本家サイト感想文一覧 63870 杉井光
posted by うさぎ屋 at 10:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説
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