最近読んだ古典本すべてについて言えることですが、敷居高い(と思われる)割に、内容はとってもシンプル。
戦う相手を傷つけないで勝つ方がいーじゃん、まるっと手に入る方が楽じゃんね? だから戦わずに勝つのがいちばんイーの! てな理念にもとづき、それでも戦わなきゃいけないときは、こうこう……と実用的な戦場の知恵もくっついてますよ、と。
それが孫子兵法です。こんな紹介して誰かに叱られそうですが、わたしは斯様に理解いたしました。
200ページくらいのものなので、まじめに漢文もぜんぶ読もうとしたら疲れました(『戦国策』は、さすがに全部は読まなかったです。一部は目を通しましたが)。
ちなみに高校時代の漢文の成績は、それはもう悲惨なものでございました。しかもそれから二十年以上が経過して、文法などまったく忘れ去ったと申せましょう。漢文に目を通すことになにか意味があるのか? と問われると、わりとないかもね! と元気よく答えるしかありません。
でもちょっとおもしろいじゃないですか……なんとなく。
金谷治氏の訳注なので、この岩波文庫版を選んだのですが、買って届いた本を手に取ってすぐに、アレ〜、なんかずいぶん前にも『孫子』読んでみようと思って文庫を買ったことがあるような気がするなぁ〜? でも途中で本を見失ったような気がするなぁ〜? なんて曖昧な記憶もよみがえって参りました。
なんとなく、学術文庫版かなぁ、という気がしないでもないのですが、なにしろ本自体が見当たらないのでサッパリです。
孫子 新訂
著者名:金谷治(訳注)
出版社:岩波書店
出版年:2000.04
ISBN :9784003320716
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