『黎明に叛くもの』を頑張って読んでいるのですが、やはり物理的に読みづらく……ただでさえ支えるのがキツい厚みなのに、端ぎりぎりまで行が入ってるので、指をこう、ページのほんとうにキワで……なんか説明するのが面倒になってきましたが、とにかく読みづらいと感じます。
あんまり読みづらかったので、これってページあたり+1行どころか+2行じゃないの!? と疑って、行数を数えてしまいました。ページ19行でした。
昨今、文庫なり新書なりの一ページあたりの行数は17行というのが普通だと思うので(少なくともわたしが仕事を受ける版元は、どこも皆そんな感じです)、たぶんページあたり+2行。
この文庫は600超のページ数を誇るので、約1,200行稼いでます。17行フォーマットで、70ページ以上は稼いでいる計算になります。
つまり、逆にいえば、17行フォーマットで文庫化しようとしたら、700ページを(かるがると)こえる本になったわけですね。
……そこまでしなくても、二分冊するわけにはいかなかったんでしょうか? と、あらためて思いました。
戦国時代を扱った書籍を読みはじめたのは比較的最近のことですが(それなりに、かため読みしはじめたのは、一昨年くらいからでしょうか?)、同じ史実、同じ資料を様々に解釈して、いろいろな物語が生まれるのは実に面白いなぁ、と思います。
とくにこの宇月原晴明という作家さんの、取り合わせ力(いやそんなものを持ってくるの!? という遠方からの取り寄せ)と、見立て力(この史実をこう読むの!? という固定観念のひっくり返し)は、凄いですねぇ。
素晴らしい。
残り半分、ゆっくり読もうと思います。
2007年03月04日
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