2007年02月24日

ヴィンランド・サガ 4

 うわおどろいた。まさかアーサー王伝説をからめてくるとは、思っていませんでした。
 やるなぁ……。

 ヴァイキングのイングランド支配時代を舞台に、悪い人が悪いことしまくる漫画です――って、正しい紹介かどうかはわかりませんが、とにかく道徳観念が現代日本人とは全然違う人たちが、自分たちなりの考えかたで生きているという、その世界観の確立っぷりが素晴らしいのですよ。

 あの世界で暮らしたいかと問われると、ちょっと御免ですけどね。わたしも現代日本人なもので。

 小兵ならではの強さの演出がかっこいい、トルフィンの戦闘シーンありますが、今回はちょっぴり。
 おまえほんとにワルだのぅと毎回唸らされるアシェラッドは、相変わらずワルっぷり全開です。
 あと、王子様がついに兜を取りましたよ。活躍は……してませんが、目立ってます。
ヴィンランド・サガ 4

著者名:幸村誠(著)
出版社:講談社
出版年:2007.02
ISBN :9784063144406
posted by うさぎ屋 at 00:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 漫画
この記事へのコメント
コンニチハ。私もようやく(?)今日読みました。

>ヴァイキングのイングランド支配時代を舞台に、悪い人が悪いことしまくる漫画です
>道徳観念が現代日本人とは全然違う人たちが

ahaha そのとおり!
『皇国の守護者』とかにもそういう面がありますよね。『ヒストリエ』とか。

時代物でも「時代劇キャラの皮をかぶった現代人」を描くものと、「時代劇キャラの皮をかぶった歴史上の人物(?)」を描くものがありますよね。個人的には後者の代表格が永井路子さんの諸作品なのですが。

私としてはアンが気になります。この後のキーパーソンになりそうな予感。キリスト教とヴァイキングの思想の対比なども先鋭化されそう。

アシェラッドのセリフ「オレは××がきらい」が印象的でした。

王子様とトルフィンの交流が微笑ましいので、もうちょっと出番を増やしていただきたいところ。
Posted by かがみ at 2007年02月24日 19:30
 おもしろかったですね〜。

>キリスト教とヴァイキングの思想の対比なども先鋭化されそう。

 キリスト教思想が、今のアシェラッドとその愉快な(?)仲間たちには、まったく理解できなさそう……というのがビシビシ伝わってきますからね。そこに、彼らならずとも「なんかオカシイのでは?」と感じてしまう聖職者がいるわけですから、今後そのへんの問題も大きく扱われるんでしょうねぇ。

 アシェラッドのあの台詞も、印象的でしたね。副官がぽつぽつと愚痴っていたシーンが、ここに来て「ああそうか!」と腑に落ちた感じ。
Posted by うさぎ屋 at 2007年02月24日 23:30
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