高校生のテニス・スポ根青春漫画ですが、今回は、ダブル・ヒーローのひとりである留宇衣の両親の出会いと別れについての部分がメイン。あのお父さんが若かりし日はこんな根無し草のような生活を! と、実はびっくりしました。
マリーについても、今までは弱さばかりがクローズアップされていましたけど、なるほど、こういう強さがあったのかと。いいエピソード群です。結末は、苦い別れであっても。
コーチをつとめる池田先生の方も、いろいろあったようですが、アロマってる人を傍から見るとこんな感じなのかと。笑っちゃいました。
しゃにむにGO 25
著者名:羅川真里茂(著)
出版社:白泉社
出版年:2007.02
ISBN :9784592183655

才能の比重の高く、繊細な感じのする陸上短距離で力をつけていく話は、とてもすがすがしいです。
ただし、高校三年間(といっても高3時のインターハイの南関東予選までなので、実質2年強)を3冊で描いているので、かなり飛び飛びで肝心なところを集中的に描いているって感じですが。
直木賞候補になりましたが、これをあの顔ぶれの選考委員が推すわけないと直観できますね(笑)。
『一瞬の風になれ』もオススメの声を聞くので、いずれ読んでみようと思います。
映画化される『しゃべれどもしゃべれども』もそうですが、どちらもある種の成長小説です。たぶん、うさぎ屋さんにもオススメでしょう。
ただ、フシギなことが大々的に起きるというわけでもなさそうなので、優先順位的に後回しになっちゃうんですよねー……でも、いずれ読んでみたいです。