できるだけ広範囲から拾っているとは感じますが、でも勘所はハプスブルクまわりとか、神聖ローマ帝国とか。このへん詳しくないので、面白かったです。
いや「面白かった」なんて評していいのか、というくらい悲惨な歴史なのですけど。
ドイツ傭兵といえば、ランツクネヒトについての本は、ハインリヒ・プレティヒャの本をたしか読んだことがあるのですが、なにしろ二十年も前なので……。収録されていた、当時の傭兵が歌ったという歌の一節しか覚えていないのが現実。あうー。
一節というか、一行ですね。
「血の河を、我らは渡らねばならなかった」
これのリフレインを、今でも覚えています。
ネタ本として挙げられ、随所で引用されている『裏切られて、売られて』という本を読んでみたいのですが、邦訳なし、と書かれていてがっかり。
傭兵の二千年史
著者名:菊池良生(著)
出版社:講談社
出版年:2002.01
ISBN :9784061495876
