第2回C★NOVELS大賞特別賞受賞後、第一作……とのことで、新人さんらしい作品かな〜、と思います。ちょっと視点がブレていたり、ストーリーラインにも揺れがあるように感じました。ラヴ方面でもミステリでもオカルトでも、どの要素でもいいので「もうひと押し」あれば、と思います。
でも、ユキのキャラクターが生き生きしていて、身近にいたら迷惑かもしれないけど憎めない、というあたりがキュートだし、読み終えたときに残る感じが、清々しいんですよね。ねっちゃり(どういう表現だ)してないのが、いいです。
あとがきによれば、前作の続編も予定されているようです。
空の欠片
著者名:九条菜月(著)
出版社:中央公論新社
出版年:2006.11
ISBN :4125009597
