妹尾「わぁ、なつかしいなぁ。どうしたの急に」
夫「読みたいから」←シンプル!
妹尾「読んだけど、ほとんど覚えてないや。月の話で、超能力者がたくさん出てくるんだよね」
夫「ほんとうは短編が収録されてるのがいいんだけど、これしかないんだよな」
妹尾「再生能力のある将軍みたいな人がいたよね? それでさ……(ネタバレにつき略)」
夫「そんなシーンあったっけ?」
あったよ! 2巻の233ページに! 当時よほど衝撃をおぼえたらしく、コマ割りも構図も効果も、ほとんどページの絵面そのものを覚えてましたよ……。
しかし、これだけのハーフトーンをほぼ線画で処理するというのは、大変な労力を必要としただろうなぁ。ああ、やりたい! カケアミしたい衝動がふつふつと! や、やりませんよ。やりませんけどね。
それにしても、天性のストーリーテラーとは、まさに手塚さんのような人のことを言うのでしょうね。どこを切っても起承転結(っていうのも変だけど……)。
1巻の坂口尚氏の解説は納得の内容なのですが、ネタバレなのは、懐古的に読み返す読者にはともかく(や、こまかい展開を忘れていたわたしにとっても、大いにネタバレだったのですけど!)、新規読者には哀しいものがあるのではないかと。……せめて、2巻の高千穂遥氏のものと差し替えられなかったのでしょうか。高千穂氏の解説の方は、あまり作品の展開自体にはふれず、在りし日の手塚さんはこのようなかたで、こんな逸話が……というものなので、1巻の巻末に置いてもネタバレにならないんですよ〜。
そうそう、この漫画がなぜ『ノーマン』などという変なタイトルなのかも、高千穂氏の解説でわかりました。姉の部屋にあった単行本を読んだ当時から、なんでこんな題名なんだろうと思っていたのでした。
ノーマン 1
著者名:手塚治虫(著)
出版社:秋田書店
出版年:1995.05
ISBN :4253171257ノーマン 2
著者名:手塚治虫(著)
出版社:秋田書店
出版年:1995.05
ISBN :4253171265
