2006年12月30日

読了メモ:仔羊の巣

 ひきこもり探偵シリーズの二冊め。
 ナンバリングはされていないけれども、一冊めで次々と増えていったレギュラー・キャラクターたちを雪だるま式に巻きこんだまま二冊めに入っているので、できれば最初の『青空の卵』から読んだ方がいいかもしれません。

 一冊めの長文感想にも書いたように、好きなんだか嫌いなんだか複雑な印象のあるシリーズです。
 解説には「鳥井が好きになれない」とありますが、実をいうと、わたしは鳥井は気にならないかなぁ。見守ってあげたいとは思わないけれど、べつに嫌いではないですよ。
 ひょっとすると、ライトノベルにはこういう極端なキャラクターが多くて読み慣れている……というのが、遠因としてあるかもしれません。どうなんだろう……。

 シリーズ二冊めを読んであらためて思いましたが、やっぱり坂木くんの方が苦手かなぁ。
 ここまで「うぇ〜」と思うんだから、きっと個人的なコンプレックスを刺激する要素がこのキャラクターにあるんでしょうねぇ。

 シリーズは残り一冊で完結するらしいので、最後まで読もうと思います。
仔羊の巣

著者名:坂木司(著)
出版社:東京創元社
出版年:2006.06
ISBN :4488457029

 本家サイト感想文リスト 63870 坂木司
posted by うさぎ屋 at 02:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 小説
この記事へのコメント
こんにちは。
実は私も鳥居よりも坂木の方が苦手です。
シリーズそのものはおもしろいけど、
坂木については苦手というより嫌ってます。
でもそれは泣きすぎるからというのとは
ちょっと違って、特別な人と友達になりたいから
鳥居と友達になりたかったといったところでしょうか。
Posted by かなの at 2006年12月31日 20:34
 そうですねぇ、二冊めでは「泣き過ぎるから」というより、なんかこう、坂木くんはズルいなぁ、と感じるようになりました。
 ふつうの、いい人の「ズルさ」なので、責めづらいんですけどね。自分にもそういう部分があると感じるからこそ、余計に居心地悪いんだろうな、とかいろいろ考えてしまいます。

 そうやって考えさせる作品だということですよね〜。

 ああ、もう今年も終わってしまう〜。良いお年をお迎えください!
Posted by うさぎ屋 at 2006年12月31日 23:13
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