ナンバリングはされていないけれども、一冊めで次々と増えていったレギュラー・キャラクターたちを雪だるま式に巻きこんだまま二冊めに入っているので、できれば最初の『青空の卵』から読んだ方がいいかもしれません。
一冊めの長文感想にも書いたように、好きなんだか嫌いなんだか複雑な印象のあるシリーズです。
解説には「鳥井が好きになれない」とありますが、実をいうと、わたしは鳥井は気にならないかなぁ。見守ってあげたいとは思わないけれど、べつに嫌いではないですよ。
ひょっとすると、ライトノベルにはこういう極端なキャラクターが多くて読み慣れている……というのが、遠因としてあるかもしれません。どうなんだろう……。
シリーズ二冊めを読んであらためて思いましたが、やっぱり坂木くんの方が苦手かなぁ。
ここまで「うぇ〜」と思うんだから、きっと個人的なコンプレックスを刺激する要素がこのキャラクターにあるんでしょうねぇ。
シリーズは残り一冊で完結するらしいので、最後まで読もうと思います。
仔羊の巣
著者名:坂木司(著)
出版社:東京創元社
出版年:2006.06
ISBN :4488457029
本家サイト感想文リスト

実は私も鳥居よりも坂木の方が苦手です。
シリーズそのものはおもしろいけど、
坂木については苦手というより嫌ってます。
でもそれは泣きすぎるからというのとは
ちょっと違って、特別な人と友達になりたいから
鳥居と友達になりたかったといったところでしょうか。
ふつうの、いい人の「ズルさ」なので、責めづらいんですけどね。自分にもそういう部分があると感じるからこそ、余計に居心地悪いんだろうな、とかいろいろ考えてしまいます。
そうやって考えさせる作品だということですよね〜。
ああ、もう今年も終わってしまう〜。良いお年をお迎えください!