2006年11月20日

読了メモ:お隣の魔法使い 不思議は二人の使い魔

 ほのぼのマジカルな不条理ファンタジー、シリーズ第二作。元気少女メアリーと、不思議なお隣さんトゥックトゥイック(略称ツクツク by メアリー)の、やわらかな日常を描写した連作短編スケッチ集。

 波瀾万丈とは縁がないし、バトルも燃えも、ひょっとすると萌えもないような気がしますが(実は「萌え」には詳しくないのでちょっと判断つきかねるところ……)、とても素敵な物語世界が広がって、そこにたゆたうのが心地良いというシリーズです。あんまり殺伐とした気分のときには、もったいなくて読めないというか。
 日常と非日常がでくわして、非日常がきわめて紳士的に日常を言いくるめて、一時的に乗っ取ってしまう! みたいな……ちっとも説明になっていない気もしますが、まぁそんな感じの作品なのです、わたしにとっては。

 なんとか、休暇のあいだに手を出せてよかった〜。

 前作の読了メモで、『アナスタシアとおとなり』を彷彿とさせると書きましたが、今回は、坂田靖子氏がその昔、漫画誌『デュオ』で描いていたような世界を思いだしました。『闇夜の本』とか『星食い』とか……うわあ、なつかしいなぁ!
お隣の魔法使い〜不思議は二人の使い魔

著者名:篠崎砂美(著)
出版社:ソフトバンククリエイティブ
出版年:2006.11
ISBN :4797336188

 本家サイト感想文リスト 63870 篠崎砂美
posted by うさぎ屋 at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※半角英数字のみのコメントは書き込みができないようになっています。

この記事へのTrackBack URL

※半角英数字のみのトラックバックは受信されないようになっています。