波瀾万丈とは縁がないし、バトルも燃えも、ひょっとすると萌えもないような気がしますが(実は「萌え」には詳しくないのでちょっと判断つきかねるところ……)、とても素敵な物語世界が広がって、そこにたゆたうのが心地良いというシリーズです。あんまり殺伐とした気分のときには、もったいなくて読めないというか。
日常と非日常がでくわして、非日常がきわめて紳士的に日常を言いくるめて、一時的に乗っ取ってしまう! みたいな……ちっとも説明になっていない気もしますが、まぁそんな感じの作品なのです、わたしにとっては。
なんとか、休暇のあいだに手を出せてよかった〜。
前作の読了メモで、『アナスタシアとおとなり』を彷彿とさせると書きましたが、今回は、坂田靖子氏がその昔、漫画誌『デュオ』で描いていたような世界を思いだしました。『闇夜の本』とか『星食い』とか……うわあ、なつかしいなぁ!
お隣の魔法使い〜不思議は二人の使い魔
著者名:篠崎砂美(著)
出版社:ソフトバンククリエイティブ
出版年:2006.11
ISBN :4797336188
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