2006年11月16日

読了メモ:風の王国 臥虎の森

 シリーズの、えーと本編では第七巻にあたる、のかな? 相変わらず、カバー絵と内容の乖離がすごいです……いや、今回はちゃんとリジムと翠蘭の接点は大量に用意されていて、イチャイチャも楽しめますが……前の巻はすごかったな。あれはほんとうに「詐欺やー!」と叫びたかった。
 絵が悪いわけではありません! ラブリーなイラストだと思いますよ。でもこの絵から想像するような、ラブリー展開ではないのです。ハードです。
 ラブっていえば、このカップルよりむしろ、あっちの方が! ネタバレかもしれませんので書きませんけど、あっちの方が盛り上がったと思います!

 今回はツァシューへの道中、思わぬ長期滞在先となったエウデ・ロガでのできごとを描いています。有能な人物でも、一面でものすごく無能だったり、えげつないことする人がいたり、この作家さんの話はあれですよね、こう、人間が人間らしく愚かだなぁと思います。あと、さりげなく直接話法を避ける演出があったりして、そういったところも心憎いなと。

 近所の書店さんは少女系レーベルの品揃えが弱いのですが、風の王国はちゃんと入荷してくださるようになったので、これだけなんとか仕事中にも買えました。ありがたいことです。できればオペラの新刊も入れてください。読みたいんだよぉぅ……と思うのですが、ほかにも積んである本がすごいことになってるので、近所にない本まで買えない状況です。助けて(誰に助けを求めても無駄ですが)。
風の王国臥虎の森

著者名:毛利志生子(著)
出版社:集英社
出版年:2006.11
ISBN :4086008351

 本家サイト感想文リスト 63870 毛利志生子
posted by うさぎ屋 at 22:25| Comment(8) | TrackBack(0) | 小説
この記事へのコメント
こんにちは、おむらよしえです。
ほんとーに、意地でも表紙はリジムと翠蘭にしようとしますよね〜、このシリーズ。
私は今回のカップルというか片方にらぶ全開!なのでちょっとくやしいです(笑)。
まあ、もう片方は見栄えしないからかなあ……。ちっ。
Posted by おむらよしえ at 2006年11月17日 09:09
こんにちは。
久しぶりのいちゃいちゃを堪能しました。やっぱりリジムと翠蘭が最初にいちゃいちゃしないと、物足りないですね。
しかし今回はハラハラしどおしでした。ラストにはほっとさせてもらいましたが、このままどうにかなってしまったらどうしようかと。そうならなくて、よかったです。
次巻はどうなるのか続きが楽しみなシリーズなんですが、そろそろ大きな罠が待ち受けていそうで、怖いです。どうなるのかなぁ。
Posted by かの at 2006年11月17日 14:24
 いちゃラブ愛好会のみなさん(会なのか?)、こんにちは。
 毎回、ラブ+シビアな展開で読むのが楽しみだったり辛かったりのシリーズですが、なにより怖いのは、歴史的にはこの先どうやら不幸っぽいというアレですよね……。うーむ。

 今回うまくいったカップルにも、ぜひとも幸せになってもらいたいものでございます。
Posted by うさぎ屋 at 2006年11月17日 14:55
そうなんですよね。歴史的には不幸っぽいという……。ううう。
今回まとまった二人にはぜひとも幸せであってほしいと思います。

主役二人に関しては、私はシリーズ完結するまでは調べない方向で! 怖いけど!
結果を知らずに楽しみたいと思います。
Posted by かの at 2006年11月17日 17:23
こんにちは。
私はいちゃいちゃも好きですが、それとおなじぐらい翠蘭のピンチにハラハラしているリジムが好きで、ちょっと物足りなかったです(苦笑)
ちなみに今回は名前だけ登場したハルシャ王に
キターーーーーッって感じでしたよ。
今後もかかわってきてくれるとうれしいのですが・・・
つくづくこの時代ってどこをみてもおもしろすぎます。
Posted by かなの at 2006年11月17日 20:35
「翠蘭のピンチにハラハラしているリジム愛好会」にも入会したく存じます。
 ああそういえば今回はその点がものたりなかったかも! でも、お腹に子どもがいる状態で駆け出してったら、それはそれでイヤだしなぁ……攫われたらいいのか。しかし〜! と、なんだかオニのようなことを考えている自分が怖いです。

 チベットつながりで思いだしましたが、一昨日、NHK教育で「ブータンを一輪車で走る」という奇妙なドキュメンタリーを放映してました。標高三千メートル超えて四千メートル近いのに雪もない景色で、ちょっと想像を絶する感じでした。
 翠蘭たちが旅した地域はどんな感じなのかなぁ、とテレビを見ながらいろいろ考えてしまいましたよ。昔ながらの建物がかなり残っているのも見られて、とてもいい番組でした。一輪車は、どうでもよかったんですけど(笑。ごめんね、主人公の一輪車ライダーさんたち)
Posted by うさぎ屋 at 2006年11月17日 22:28
いちゃラブ愛好会会員、かがみです(笑)
今回の表紙にはのけぞりました。

>「ブータンを一輪車で走る」
それ、チラ見しました!あの番組は世界各国のドキュメンタリーを無節操に放送していて、なんか面白いです。

今回は翠蘭のかわりに他の人が頑張っていて新鮮でした。
ガルは最近毎回面白いことを言いますが、今回リジムに関して「こんなところで死なれては困る」「もし死んだら『永遠なる不死の国』まで追いかけて行って改めて息の根を止めてやる」というようなことを言っていたのが面白かったですw

7世紀あたりのアジア史は、ほんとに面白いことの宝庫です。翠蘭って、中大兄皇子とほぼ同時代人なんですよー! 雑誌の方ではペルシャも出てきましたし。
Posted by かがみ at 2006年11月19日 22:37
 いちゃラブ愛好会、着々と会員増殖中です。ようこそです。
 ついでに『地球ドラマチック』愛好会へもようこそ(笑) ブータンの回は面白かったですよ。

 ガル、たしかに最近「迷/名」どっちに分類すべきか困る台詞が多くていいですね〜。最初は、よくわからない人だなぁと思っていましたが……今でも、よくわからない人ではあるのですけど。

 南アジアと東南アジア史は、二十年ほど前にダーッと概説を流し読みしただけで、忘れ果てております。固有名詞に見覚えがあっても「その人がなにをしたのか」は覚えていないというか……じゃあそんなの記憶していてなにか意味があるのかと自分でツッコミたい感じですが。
Posted by うさぎ屋 at 2006年11月19日 23:05
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