前作もそうでしたが、今作も「ぬかりなくプロットを組んで」ある感が強いです。ただ、前作はどちらかというと上巻でその構築力を遺憾なく発揮した感があり、下巻はむしろ緻密さよりは破天荒さを優先しているような雰囲気だったのですが――子どもたちの悪戯っぷりとか――今作は下巻に向けてずんずん行く勢いが強かったかな、と思います。
表題になっている「ポテトチップ選手権」も、なかなか白熱の展開でしたが、よかったのはその前の、レオンがひたすらポテトチップを分類していくところかな。コレクター気質がある人なら、たまらないでしょうこれは。データとかリストとか好きな人向けです。
わたしはコレクター気質はそんなにないのですが、データ集めやリスト作成は好きなので、かなりのめりこんで読んでしまいました。
最後の最後まで楽しませてもらいましたが、これ、続編もあるんですよね? この話で※※※※※(ネタバレにつき伏せ字)がアレするわけですが、つづきはどうなるのかな?
レオンとポテトチップ選手権 下
著者名:アレン・カーズワイル(著)
大島豊(訳)
出版社:東京創元社
出版年:2006.09
ISBN :448801948X
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