……今まで中世ヨーロッパは「なんかそんな感じ」程度にしか必要としたことがなかったので、今回いただいたお仕事(ゲーム『パレドゥレーヌ』のノベライズ)でずいぶん勉強しました。や、今回のも「そんな感じ」ではあるのですが。異世界が舞台なので、今に至る「歴史」考証は必要なく、ただエッセンスだけ濃厚にあればいいなぁ、と思って資料を読んだんですけど。
そういう視点で読むと、あらためて思い知らされるのが、やはり「歴史」の流れなんですけどね。キリスト教の重さとか……これを抜きに、どうやって似たような発展をするのか、似ているにしても違ってくるのはどのへんか、とか余分なことを考えるのも、また楽しかったです。
そうそう、あと写本の写真をなにげなく見て「DEVS」=「DEUS(神)」ってわかったのが、妙に嬉しかった! その程度のことで嬉しくなれる自分の安上がりさに笑いつつ、なにかを知るのっていいなぁ、としみじみ思いました。
中世の食卓から
著者名:石井美樹子(著)
出版社:筑摩書房
出版年:1997.08
ISBN :4480032983
初稿、ほぼアップしました。気力と体力に無理がない程度に見直して、今日中には出版社に送信いたします。
