漫画文庫の棚で見かけて、まず一考。
「『さそうあきら』……ってすごく覚えのある名前だけど。……あっ。『神童』の人か!!」
この『神童』は文字通り神童ピアニスト少女が主人公の漫画(だったと思う)で、とにかく音の表現がうまくて感動しました。絵で音を表現するって、すごく大変じゃないですか。かのアルフォンス・ミュシャだって、四芸術の絵を描くときに「音楽」は絵それ自体で音をあらわさず、女神が耳をかたむけることで間接的に「聴かれている音」を描いているくらいです。
まあそれはそれとして、作者が誰か(わたしにとって)わかったので手にとって帯を見てみると
この漫画は「音」が主人公の作品です。大好きな音楽を音で表現するのではなく、エピソードとして表現していく漫画を目指しました。(さそうあきら)
……買うか〜。というわけで、全三巻一気刊行の一巻だけ買ってきました。
なんでこう学習しないかな、自分。絶対に、二巻と三巻が読みたくて困るに決まってるんだから! ハイ現在困っております。
中身はたしかに今のところ音楽それ自体ではなく、犬と一緒に育てられた少年(いわゆる野生児)をめぐる、奇妙な人々の物語です。このあと話がどうころがっていくのか、想像もつきません……。
トトの世界 1
著者名:さそうあきら(著)
出版社:双葉社
出版年:2006.08
ISBN :4575726001
