2006年10月10日

アバラ

 家にあったので、読んでみました。帯に「ハードSF」と書かれていてビックリ。この人、そういう作風でしたっけ? 読んでみて、やっぱり「ハードSF」には見えないなぁ、と思ったことです。
 わたしの中の「ハードSF」の定義は、科学考証がしっかりしているSFのことで、ハード・アクションとかクールとかそういうSFって意味じゃないんですけど……世間的にはもうそういう風には言わないのかな。昔はそうだったと思うのだけど。

 以前、同じ著者の『BLAME』を読んだときも「なんかかっこいいけど、ワケわかんない」と途中で降参して脱落してしまったのですが。今回も「かっこいいけどわかんないなー」でした。ストーリーが見えないんです。
 若い子(男性)に『BLAME』を勧められたことがあるので、わたしがオバサンだから理解できないだけでストーリーも素晴らしいのか、ストーリーなんて飾りであってアクションさえ素敵ならOKという読者に支持されているのかと考えてみました。が、もちろん結論は出ず。

 下巻には、前後編の短編「DIGIMOTAL」が併録されています。こちらは一応、ストーリーラインらしきものを把握できたと思います。悪そうな人のところに、雇われ殺し屋(ちょう強い)があらわれて戦う! みたいな……。
ABARA 上

著者名:弐瓶勉(著)
出版社:集英社
出版年:2006.05
ISBN :4088770889
ABARA 下

著者名:弐瓶勉(著)
出版社:集英社
出版年:2006.05
ISBN :4088770897
posted by うさぎ屋 at 21:23| Comment(5) | TrackBack(0) | 漫画
この記事へのコメント
 ストーリーじゃなくて、設定が見えないのかもしれません。と、思い直したので、自分でコメントしておきます。
Posted by うさぎ屋 at 2006年10月11日 11:08
>ハードSF
やはり、科学でなにかを説明しないのは、ハードSFではないでしょう。
まあ、ほら、ジャンル外の人は内容を知らずイメージで用語を弄ぶことがあるので、それでしょう。
Posted by 高橋ま at 2006年10月12日 10:11
 こうやって言葉の意味は変わっていくのか……? と思いましたが、「ハードSF」も変わっちゃうんですかねぇ。
Posted by うさぎ屋 at 2006年10月12日 11:00
SFの人はかなりジャンル意識が強固なので、しかも別に人気のあるものではないので、だいじょうぶでしょう。
ハードコアSF=ハードSFではないところが、外からは謎なのかもしれません。たぶん、外の人から見ると、ハードSFじゃないSFでも十分科学的(すぎる)という意識があるのでしょう。
Posted by 高橋ま at 2006年10月13日 19:59
 あー、なるほどー。なんだか納得。
『トトの世界』に出てくるキャラクターのひとりが校閲を仕事にしている人で、若造キャラの「イマドキ」な日本語にいちいちツッコミを入れずにはおれないのが、おもしろかったです……ということを、思いだしました。
Posted by うさぎ屋 at 2006年10月13日 21:09
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