とはいえ、読みたいものは早く読みたいのが人情。ひょっとしてよく探せば近所にあるんじゃないのと調べてみたら、ありましたありました、ビバ近所の本屋さんありがとうちょっと痛んでたけど!
ファンタジー的には第一話の「異界の窓」、第六話「森へ」がすごかったです。五十嵐大介ぶり(どういう表現だ。ええと、このブログにある感想でいえば『魔女』とか『空トびタマシイ』とか……。でもこの本に反応する人なら、たぶん『はなしっぱなし(上・下)』あたりが合うかと)に衝撃を受ける画面描写でした。
第一話はとくに20-21の見開きと、最終ページの構図が凄まじくいいです。落としたものを拾おうと椅子に座ったまま頭を下げて――あの高校生くらいまでしか見ない、机の陰から見る教室がそこに!
ロマンス好きな人には「とりこの姫」とか「白い火」でしょうか。すっきりと色っぽくて素晴らしい。こんな描写ができる人なんですねぇ。
ナンバリングされているので、待っていれば2巻が出るわけですね。楽しみにしていたいと思います。
群青学舎 1巻
著者名:入江亜季(著)
出版社:エンターブレイン
出版年:2006.08
ISBN :4757729189
