2006年09月06日

読了メモ:風の影(下)

 傑作!

 愛書家なら読むべし。かならず読むべし。
 口コミがメインで、国境を超えるベストセラーになったというのが、よくわかります。本が好きで、小説が好きで、たまらない――その深い愛着が、あるいは滅びゆくかもしれない「本」というものへの哀惜の念が、痛いほどこめられた物語でした。

 ただし、主人公に対して「もうちょっと考えろ!」と声をかけたくなる場面は多いかも……。
 でも、たぶん、そこまで含めて傑作。
風の影 下

著者名:カルロス・ルイス・サフォン(著)
木村裕美(訳)
出版社:集英社
出版年:2006.07
ISBN :4087605094
posted by うさぎ屋 at 04:03| Comment(2) | TrackBack(1) | 小説
この記事へのコメント
私も「忘れられた本の墓場」という帯にひかれて購入したのですが、そのまま積んでしまいました(泣)
おもしろいのですね。読むのが楽しみになったので、がんばって早めに読むようにします。
Posted by かなの at 2006年09月06日 22:09
 コメントありがとうございます〜。

「忘れられた本の墓場」って、惹かれますよね。この名前にピンと来た人ならば、かなり高い確率で、この本をお気に召すのではないかと思います。

 わたしの実体験ですが、下巻中盤あたりから先が気になってどうしようもなく、本を置けなくなりました。寝る前にうっかりお手にとらないよう、ご注意くださいませ!
Posted by うさぎ屋 at 2006年09月07日 00:22
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09/06 風の影(下)
Excerpt: フリアンとダニエルの人生が重なり、過去が息を吹き返す…「本」に捧げられた物語
Weblog: ■うさぎ屋本舗|Yufuko Senowo Web Site
Tracked: 2006-09-12 17:47