愛書家なら読むべし。かならず読むべし。
口コミがメインで、国境を超えるベストセラーになったというのが、よくわかります。本が好きで、小説が好きで、たまらない――その深い愛着が、あるいは滅びゆくかもしれない「本」というものへの哀惜の念が、痛いほどこめられた物語でした。
ただし、主人公に対して「もうちょっと考えろ!」と声をかけたくなる場面は多いかも……。
でも、たぶん、そこまで含めて傑作。
風の影 下
著者名:カルロス・ルイス・サフォン(著)
木村裕美(訳)
出版社:集英社
出版年:2006.07
ISBN :4087605094

おもしろいのですね。読むのが楽しみになったので、がんばって早めに読むようにします。
「忘れられた本の墓場」って、惹かれますよね。この名前にピンと来た人ならば、かなり高い確率で、この本をお気に召すのではないかと思います。
わたしの実体験ですが、下巻中盤あたりから先が気になってどうしようもなく、本を置けなくなりました。寝る前にうっかりお手にとらないよう、ご注意くださいませ!