今回はちょっと時代を遡って、遼太郎くんの怖いお祖母様、たか女様が若かりし日のお話。クリスティーナとの邂逅を語って舞台は横浜、尊王の攘夷の倒幕のと日本が揺れていた時代。
いやぁ、実におもしろかったです。
クリスティーナとレギーネを目撃して「ファンタジー」の世界に入りこんでしまう視点人物の忍くんが、かつての遼太郎くんを思い起こさせたり。
また、からくり武者轟雷を従えた多華と、少女人形レギーネを従えたクリスティーナが好対照をなしていて、この人たちは光と影の関係なんだなぁ、と思ったりもしました。
あらかじめ、今後の人物配置がどうなるかは、わかってしまっている事件。それでも、ラストはせつなかったです。
パラケルススの娘 4 著者名:五代ゆう(著)
出版社:メディアファクトリー
出版年:2006.06
ISBN :4840115540
