神話や伝説レベルの逸話から、これは実は蛇毒ではないかとか、実は細菌兵器ではないかとか、関連づけて説いていく形式。時間的にも空間的にも、かなり広い範囲を網羅していますが、やはり西欧神話に強いかな……。
ちょっとどうかなと思うのは、原典からの抜粋が恣意的過ぎるというか、著者ヴィジョンに意訳されてしまっているのでは? と感じる部分があること。わりと納得はできるのだけど、やや強弁っぽいというか?
なんだかおもしろそうな、と手にとってから読み終えるまで、あまりに時間がかかったので(何日か置きに、ちびちび読んでいた……)、もう前半はかなり記憶が遠くなってしまっているのですが。
何度も名前が出てくる毒物免疫大王ミトリダテスの逸話が、かなり面白いので、今度はミトリダテスにスポットをあてた本でも探してみようかなぁ。ローマ軍からしたら悪者なのは間違いないでしょうけど、他の立場から見た記述も残ってるのかな?
驚異の戦争 著者名:エイドリアン・メイヤー(著)
竹内さなみ(訳)
出版社:講談社
出版年:2006.05
ISBN :4062754096
