今回はわたしはアデルではなくイリーヤ派(なんだそれは)なので。いや、主人公とくっつくのはアデルで無問題なのですが、イリーヤと故ヴェルナー・フォン・フリューゲルトのカップルが好きだと書けばいいのかなぁ。
同じ作者のシリーズを読むのはこれで三作めですが、毎回、過去の因縁をそれとなく匂わせて物語に奥行きをもたせるのがうまいなぁ、と思いますね。〈トワイライト・トパァズ〉や〈サウザント・メイジ〉のときは、ハイ・エルフのアダマスがそうだったんだけど、「時を超える美女」テーマが実は背景に隠されているというか。
だから今回のシリーズではイリーヤが、なんとはなしに、キー・パースンなんだと思うんですよ。
きっと、若かりし日のエピソードなど書いてくだされば「エッちょっと待ってこれほんとにイリーヤですかでもそうだ、イリーヤだ、うわー」な、面白いものになるんだろうな、と思います。
スイートホームスイート 2 著者名:佐々原史緒(著)
出版社:エンターブレイン
出版年:2006.06
ISBN :4757728301
