2006年07月08日

献本御礼:日本沈没 第二部

 谷甲州さまからいただきました。ありがとうございます!

 でも第一部(つまり小松左京氏の『日本沈没』)をたぶん読んでないような……いや、昔のわたしはけっこう手当り次第に読んでいたのですが、父も姉も翻訳小説読みだったので、家になかったような……家にあればたぶん読んでます。あったかなぁ。

 て、思い出せない時点で、もし読んでいたとしても読んでいなかったのと同じですよね。とほほ。

 小松左京氏の「あとがき」が、実にいいです。
 あまりにもあっさりと忘れ去られた「敗戦」への危惧、いやそうした負の要素をいかにも無邪気になかったことにしてしまえる日本民族への不安、――といった感覚が、じんわりと伝わってきます。

 戦争に負けているのに、「もし負けていたら」シミュレーションが成り立つほどの復興を遂げた――かなり極端な表現ですが、そういう風にいえるのかもしれないですね、日本という国は。
 忘れられた敗戦は、まさに記憶の海の深みに沈みつつあるのかもしれません。
日本沈没 第2部
著者名:小松左京(著)
     谷甲州(著)
出版社:小学館
出版年:2006.07
ISBN :4093876002
posted by うさぎ屋 at 22:10| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記
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「日本沈没第二部」を読む
Excerpt: 分厚さに少々疲れながらも「日本沈没」の第2部を読みました。読み終ってようやく、第1部を含めた小松左京氏の制作意図が納得できました。これだけの長さが本当に必要なのかという疑問が湧いたり、最後に「君が代」
Weblog: 志村建世のブログ
Tracked: 2006-08-06 10:38