2006年06月07日

読了メモ:策謀のイェンディ

 シリーズ〈暗殺者ヴラド・タルトシュ〉の二巻。七月には第三巻の『虐げられしテクラ』が出るもよう。
 ドラゴンっぽい亜人、ドラゲイラたちが支配的な地位にあるファンタジー世界(呪術、妖術、蘇生、蘇生不能な魂の殺害、などなどアリアリ)を舞台に、とり憑かれたように金をためてドラゲイラとしての地位を買った父親――の、息子が、まだあまり大きくない縄張りの上納金をとりたててうまくやっていたところに、殴り込みが! みたいな展開。

 とにかく死体がごろごろ転がる、ハードボイルド・ファンタジー。主人公は探偵役で、クールな切れ者、でも人間的な弱味も持ち合わせていて……ってな内容だと思っていただければ。
 前作の感想メモでも書いたように、なんだかすごく面白いので、あのへんのキーワードがハートに響くぜ! って人にはオススメ。

 今回は登場する固有名詞が前作にも増して多いので、登場人物一覧表が欲しかったです。
 あと、読みはじめる前に、この作品が前作より時系列的には古いことも、はっきりわかるようにしておいてほしかったなぁ。しばらくのあいだ「あれっ? わたしの記憶違い? ここは、こうじゃなかったはず……」みたいな感じで、混乱したであります。
策謀のイェンディ
著者名:スティーヴン・ブルースト
     金子司
出版社:早川書房
出版年:2006.04
ISBN :4150204144
posted by うさぎ屋 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(1) | 小説
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06/07 策謀のイェンディ
Excerpt: 縄張り争いは、巨大な陰謀の一角に過ぎなかった…〈暗殺者ヴラド・タルトシュ〉第二巻
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Tracked: 2006-07-05 00:06