で、平積みになっていた漫画を、なんとなく衝動買い。「小学館漫画賞の」とか帯に書いてありますが、ぜんぜん知らない自分のなんというんですか、世間様とのズレをちょっと恐ろしく感じつつ。
表四と帯の文句で、中華風のお話かな? と推測。当たり。とある小国の愚図なお姫様と、彼女に仕えることになった秀才の物語です。
胸キュン成分配合済みで、とてもきもちよく読めました。おもしろかったです。作者の人は、ストーリーの骨格づくりがうまいなぁ、と思いました。
同時収録作は、中華でも戦記でもないお話で、レースクイーンの女の子が主人公の「サーキットの女王様」、男に媚びたり甘えたりするのが苦手な女の子が主人公の「地上20mで会いましょう」です。
こちらもおもしろかったですが、一冊の本としては、どうなんでしょうか。ちょっと、変かなぁ。でも、表題作のような傾向の漫画はこれ一作しか描いてらっしゃらないようなので(少なくとも今のところ)、しかたないんでしょうね。
二の姫の物語 著者名:和泉かねよし
出版社:小学館
出版年:2006.04
ISBN :4091304176

私も表紙にひかれてちょうど買ったところなので驚きました(笑)。
他の二編との差異にまた驚きましたが、表題作はほんとーに、この物語が書きたかったんだ!という作者の気持があふれていて、
楽しんで読めました。
系統で言うと、「夢の宮」(今野緒雪・集英社コバルト文庫)ぽい感じの話ですね。
戦闘のところとか、男子が読んだらものたりないでしょうが、少女マンガならこのくらいかなと思いました。
これをあの雑誌にのせるのは、相当編集者さんは勇気いったでしょうが、よくやりました!といいたいです。
雑誌の方、ここ十年以上、いや二十年くらいかなぁ、見たことがないのでわからないんですけど、学園ものばかりの中に入ったら、さぞ浮いたでしょうね。
アンケートの結果もよかったようなので、またこういう傾向の作品を描いてくれたらなぁ、と思います。
(大きい本屋にいかないと平積みに出会わないので、ほんとに偶然です)
昨日このエントリーを読んで「もしやあの本かな?」と思っていたのですが、書影が出て確信。
おむらさんもお買いになったということは、その筋のヒトをひっかけるオーラに満ちた本なのですねー。(笑)
次に見かけたら買ってみます。
動きもあって、いい構図ですよね>表紙
和泉かねよしは、面白いですよ〜^^ギャグが楽しいし。題材が珍しいし。個人的には自衛隊物が好きです。逆ハーになっちゃってから買ってませんが;別コミは以前「風光る」(新撰組物。作者まるこせんせーが編集と喧嘩してフラワーズに移った)が連載されていたりして、結構間口の広い雑誌だったんですが。
表紙は、某中国映画のチャン・ツィイーを思わせてちょっと引いてしまいました;;
『二の姫の物語』がおもしろかったので、小学館漫画賞をとったらしき漫画も二巻まで読んでみましたが、うーん……という感じでした。これが「逆ハー」とおっしゃっているお話でしょうか。
でも、エンターテインメントとしては、「逆ハー」は「より多くの人を対象読者層にとりこめる」要素なわけで、正しい展開なのでしょうね。