ライトノベルのレーベルから出ている作品としては、かなり読みづらい文章だと思います。ひっかかるんですよね。つるつる読めない。これの前の巻は、時系列が前後するシーンがあって(1巻より前の話に遡っていたりしたので)、そのせいもあるのかな、と思ったのですが。
でも、今回は時系列的には一直線だったはずなので、それは根本的な原因ではないようです。
たぶん、ひっかかりをつくるような表現自体が、著者の持ち味なのだと思いました。
その表現手法まで含めて、オンリー・ワンというか、この人にしか書けないものを書く作者。そんな印象です。
しかし〈相似魔法〉大系は、強いなぁ……。子どもにも理解できそうなシンプルな原則ではたらく、いい感じの魔法(呪術)で、興味深い設定でした。
円環少女 3 著者名:長谷敏司
出版社:角川書店
出版年:2006.03
ISBN :4044267057
