いやぁ。ホロかわいい
狼であり豊作の神と崇められていた少女(の姿を、一応、とっている)ホロと、彼女を拾ってしまった行商人ロレンスの、なりゆきコンビとも思えない二人組の、経済冒険譚。
経済といってもべつに難しい話が出てくるわけではないですし、たぶん読み飛ばしても問題ないでしょう。でも、こういう「人ならぬもの」がガッチリ存在する世界観を舞台にとって、ちゃんと経済の話をしている作品は珍しいので、つい「経済の話」といいたくなります。
後半、あれもこれも伏線でしたか、という収束のしかたをするのは、とても好きですが、それだけに前半が地味といえば地味かな、と思いました。でも、わたしはとても好きです、こういうの。
狼と香辛料 著者名:支倉凍砂
出版社:メディアワークス
出版年:2006.02
ISBN :4840233020
