2006年03月10日

読了メモ:龍の文明・太陽の文明

 おはようございます。昨日が誕生日だったので、調子こいて焼き肉食べて討ち死にしたら、胸焼けで目が覚めました。ナイス四十歳。相変わらず考えなし。

 まぁそれはともかく、せっかく目が覚めたので、もう少しで読み終わるところまでいっていた『龍の文明・太陽の文明』を読んでしまいました。ははぁ、これは『照葉樹林文化』系の展開形なのですな。

 読みやすく、おもしろい本ですが、いかにも新書らしく、ぱーっと流した感があるので、もうちょっとつっこんだ内容が読みたいなぁ、と思いました。参考文献は本文内に挙げられていて、巻末に一覧がないので、それがちょっと不便です。
 いちばんおもしろかったのは、なぜ西洋がアニミズムを否定するのか、というほんとに最後のところあたりかな。もちろん、そこまでの積み上げがあった上でのことなのですが。牧畜の民にとっておそろしいものは天候……なるほどなるほど。

 ただ、中国への危機感が露骨なのが、個人的には、こういう書籍に求めている姿勢ではないので、ちょっと読んでいて辟易しました。学問は学問として分離していてほしいというか……それもまた贅沢な話なのでしょうが。危機感自体は共感できるんですけど、もう少し筆をおさえてほしかったなぁ、と思うのです。
龍の文明・太陽の文明
著者名:安田喜憲
出版社:PHP研究所
出版年:2001.09
ISBN :4569617352
posted by うさぎ屋 at 06:02| Comment(4) | TrackBack(1) | 神話・伝説
この記事へのコメント
おおお、誕生日おめでとうごんざえもん、なかなかにしわくちゃ度合いが増えてよろしいと思われます。鼻毛に白いものが混じり始めたら、要注意ですが、がんばっといてほしいと思われます。龍の話なのだそうですが、最近びたみんも新書の龍のいる日本だったかなんだったか忘れたのを拾い読みいたしましたけれども、新書はムズイのでようわからんのであった。日本昔ばなしの龍がよいのである。ぼうやねんねこ、ぐうぐうぐう♪である。まあ、そんあわけですけれども、おもろ本の紹介楽しみにしているのであった。ぶひ
Posted by びたみん at 2006年03月11日 21:27
 お祝いのお言葉を賜り、恐悦至極に存じます。鼻毛に白いのが混ざっているかどうかは判然としませんが、何をどう注意すればいいのでしょうか。鼻毛染め?

 お読みになったのは、『龍の棲む日本』でしょうか。一昨年読んだ本なので、ずいぶん忘れてしまい、なんのために本を読んでるんだかホントわかんないなーと思うわけですけども。
 http://usagiya.cside2.com/read/2004/009.html
Posted by うさぎ屋 at 2006年03月11日 23:33
お誕生日おめでとうございます。私と誕生日も世代も近いことが明らかになり、ちょっと嬉しいです(ちなみに私は先日の2/14で41)。
Posted by 子供相談室 at 2006年03月12日 13:10
 ありがとうございます。子供相談室さまも、おめでとうございました。バレンタインがお誕生日なんですね。

 なんとなく、年齢は近いのではないかと思っておりました。なぜでしょう……。そちらのブログの話題に、昔の雑誌の話があったからかな? そういうものが、世代を見分ける指標になるのかもしれませんね。
Posted by うさぎ屋 at 2006年03月12日 16:56
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03/10 龍の文明・太陽の文明
Excerpt: 北方起源の龍と、南方起源の鳳凰。ふたつが象徴する文明を、環境考古学者が考察する
Weblog: ■うさぎ屋本舗|Yufuko Senowo Web Site
Tracked: 2006-03-16 08:44