もちろん、『博士の愛した数式』がおもしろかったから買ってみたわけですが、おもしろく読めました。
数学者とは実利を求めない人のことと定義されていますが、それをいうと、実利にすぐ結びつかないと評価されづらいご時世、日本に数学者はしだいに生まれづらくなっていくのでしょうか。
実利を無視し、霞を食べて生きるわけにもいきませんが、それ一辺倒というのは、いかにも貧しいですよね。企業が営利を追求するのは当たり前にしても、国家は、そして個人は、拝金主義に陥ってはいけないと思うのです。
あー難しい。と、本書の内容とあまり関係のないあたりで、なんだか悩んでしまう夜なのでした。
世にも美しい数学入門 著者名:藤原正彦
小川洋子
出版社:筑摩書房
出版年:2005.04
ISBN :4480687114
『博士の愛した数式』感想

実は『博士の愛した数式』とこの本を同時に買って、この本の方を先に読んでしまいました。小説のネタばれらしき個所があり、ちょっとしまったなぁと思いながらも、一気に読んでしまいました。
数学者の人生や哲学が、興味深かったです。
社会の役に立つからという理由ではなく、本当に自分が好きだと思うからとりくむという姿勢は、羨ましいと感じました。
最後になりますが、いつも色々な書籍の紹介をして下さって本当にありがとうございます。
これからも、よろしくお願いします。
長文、失礼します。
たしかに、これは小説より先に読んでしまうと、ネタバレの箇所がありますね。そういう意味では、ちょっと罪深い本かも?
でも、とてもおもしろく、するすると読めて納得もできる本で、いい読書ができたと思います。
「美しさ」という理屈ではないものを、忘れないで生きたいなぁと思いますね。この本を読むと。
拙ブログが、おかかさんの読書生活のご参考になっているのであれば、こんなに嬉しいことはないであります。こちらこそ、ありがとうございます!