2006年02月19日

読了メモ:世にも美しい数学入門

 この本、アッという間に読めます。一時間くらいかな。数式をいちいち理解しようとしたら絶対にもっと時間がかかるでしょうが、わたしは眺めるだけだったので……いや、べつに数式だらけではありませんが。
 もちろん、『博士の愛した数式』がおもしろかったから買ってみたわけですが、おもしろく読めました。

 数学者とは実利を求めない人のことと定義されていますが、それをいうと、実利にすぐ結びつかないと評価されづらいご時世、日本に数学者はしだいに生まれづらくなっていくのでしょうか。
 実利を無視し、霞を食べて生きるわけにもいきませんが、それ一辺倒というのは、いかにも貧しいですよね。企業が営利を追求するのは当たり前にしても、国家は、そして個人は、拝金主義に陥ってはいけないと思うのです。

 あー難しい。と、本書の内容とあまり関係のないあたりで、なんだか悩んでしまう夜なのでした。
世にも美しい数学入門
著者名:藤原正彦
     小川洋子
出版社:筑摩書房
出版年:2005.04
ISBN :4480687114

『博士の愛した数式』感想
 63870 http://usagiya.cside2.com/notes/rnote.php?u=books/01a/4101215235.htm
posted by うさぎ屋 at 00:51| Comment(2) | TrackBack(1) | その他の本
この記事へのコメント
 こんばんは、はじめまして。おかかと申します。いつも楽しく拝見させて頂いております。どうぞよろしくお願いします。

 実は『博士の愛した数式』とこの本を同時に買って、この本の方を先に読んでしまいました。小説のネタばれらしき個所があり、ちょっとしまったなぁと思いながらも、一気に読んでしまいました。
 数学者の人生や哲学が、興味深かったです。
 社会の役に立つからという理由ではなく、本当に自分が好きだと思うからとりくむという姿勢は、羨ましいと感じました。

 最後になりますが、いつも色々な書籍の紹介をして下さって本当にありがとうございます。
 これからも、よろしくお願いします。

 長文、失礼します。
 

 
Posted by おかか at 2006年02月19日 21:05
 はじめまして、コメントありがとうございます!

 たしかに、これは小説より先に読んでしまうと、ネタバレの箇所がありますね。そういう意味では、ちょっと罪深い本かも?
 でも、とてもおもしろく、するすると読めて納得もできる本で、いい読書ができたと思います。

「美しさ」という理屈ではないものを、忘れないで生きたいなぁと思いますね。この本を読むと。

 拙ブログが、おかかさんの読書生活のご参考になっているのであれば、こんなに嬉しいことはないであります。こちらこそ、ありがとうございます!
Posted by うさぎ屋 at 2006年02月19日 21:44
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02/19 世にも美しい数学入門
Excerpt: 『博士の愛した数式』で数学者を描いた作家と、数学の美しさを説く数学者の対話集
Weblog: ■うさぎ屋本舗|Yufuko Senowo Web Site
Tracked: 2006-02-23 23:42