ただの文法として見るぶんには、べつに難しくもなんともないですが「どういう局面で使うものか」という概念は、ぁ〜、ぜんぜん駄目ですね、こりゃ。
「躍動する」感覚で、と本では教えてくれますが、「まさに変化してるところ」はよくわかるんですけど(例文でいえば、「stopping」とか)、旅先からの「loving」とか、わからないなぁ。例文と解説を見れば「ナルホド」とは思いますが、自分が実際に作文する(あるいは英語で喋る)とき、とっさに「ing」を選べるかは、疑問です。
これ難しいなぁ、と唸っていたら、なんと「Lesson6」も「ing」でした。今度は「be+ing」以外の「ing」を扱うようです。なるほどー。
勝手に副読本にしている、"Riddle-Master: The Complete Trilogy" で、「be+ing」の用例をひっぱってみます。「be」が省略されているかどうかを正確に判断できる自信がないので、明白な「be」を伴わない例はスキップして、えーと……あったあった。
The Masters are examining a candidate for the Red of Apprenticeship, and they must not be disturbed except by death or doom. (p.22)
思いっきり「be+ing」です。でもこれはわりと迷うところのない、典型的な「今〜している最中です」って用法ですよね。話者は入り口に立っている学生で、訪問者への定型句を並べてる感じなので、あまりくだけた言葉遣いをすることもなさそうです。
Join me. I'm celebrating. (p.23)
これは主人公モルゴンの友人、ルードの台詞。これも、そのまんまだなぁ。
Who knows what she's waiting for? (p.24)
レーデルルを待ち受けている運命がなんなのか、と日本語であれば、書くところのような気がします。
「彼女を待ち受けるものがなんなのか、誰が知ろう?」とか……でもルードが友人に対して喋っているところだし、「彼女を待ち受けるのがなんなのか、誰が知っているというんだ」といった感じにするかなぁ。なんにせよ、「彼女が待っている」とは、訳文ならともかく最初から日本語で書くときには、表現しない気がしますね。どうなんだろう。
You take the crown to Mathom. I'm going home. (p.25)
これもなぁ……。「君が王冠を持って行けばいい、ぼくは帰るよ」なんですけど、わたしの感覚だと「am going」ではなく、「will go」とかにしちゃいそうなんですよね。この場から、ただちに、今すぐ、もう帰る気満々というニュアンスを表現しているととるべきなんでしょうか。
すると、とてつもなく前向きに後ろ向きなモルゴン、ということに。むむむ。モルゴンってそういうキャラかも。
