ヒゲヒゲの黒髪おじさんたちをどう料理するのか? と思って読んでみたら、主役は「永遠に少年の姿をした不死身の勇士」でした。なるほど、永遠の美少年か。ヒゲヒゲのおじさんじゃないですね。恐れ入りました。
洪水前夜 著者名:雁野航
出版社:新書館
出版年:2003.03
ISBN :4403540643
天使伝説に洪水伝説をからめた、破滅志向の恋物語なんだと思います。ちょっと一般向けではないかも。わたしにいわれたくないですね? すみません。
でも、少年向けではともかく、少女向けでわりとグロっぽい描写があるのは、実は致命的なのかもしれない……。ということを、最近考えはじめています。
自分が平気なのであまり気にしていなかったのですが、そういう視点から見ると、グロ場面の多い小説は、こと少女向けのレーベルではあまりウケていないような。
ついそんな心配をしてしまうくらい、化け物が化け物らしくグログロしていました。

バビロニアだとかグロだとかで読者を選ぶと思いますが、私はすごくハマったんですよ。グロさも含めて。これは女性にしか描けないとも思いました。
でも、少女向けでグロはやっぱダメなんでしょうか。うう〜。
最近、K談社の新人さんでメルヘンなのに途中からグロ、というのを読んだんですが、読んだ人の評判はマチマチで、ダメな人と大丈夫な人に分かれているみたいですね。私は面白かったですが。「満月の涙の結晶は」という作品です。同じ学校の卒業生らしいので、ちょっとプッシュ(笑)
そうですねぇ、破滅型の愛って同時に少女読者向けでもあるので、読者を選ぶぶんだけ、熱烈に好きだという人もいるんじゃないかと思います。
ただ、そういうのって、必要な人のところに届くかどうかが難しいんですよねぇ……。
『満月の涙の〜』は、何ヶ所か、感想サイトでタイトルを見かけた気がします。見かけたら買ってみますね。ただ、近所の本屋さんは急にコバルトはよく入れてくれるようになったのですが、講談社はイマイチなので、ちょっと遠出しないと無理かもですー。
がんばります。ハイ。