というわけで、NANA 14巻も無事に入手しました。ざくざく読みました。相変わらず波乱です。
NANA 14 著者名:矢沢あい
出版社:集英社
出版年:2005.12
ISBN :4088566602
最近、若い男の子もけっこう『NANA』を読んでいることを知り、少々おどろいています。
いや、わたしが若かったころも少女漫画を読む男性はいましたけど、まだなんか「小難しい系」の漫画であれば、というような微妙な制限があったような気がするんですよ。萩尾望都のSFはイイ、とか。大島弓子は哲学だ、とか。
ジャンルとして『NANA』は、どストレートに恋愛ものですよね。一応、音楽ジャンルでもあるけれど、やはりそれは「一応」と留保したくなる「サブ・カテゴリ」で、メインはロマンスだと思います。少なくともわたしのなかでは、そう分類されています。
昔は、ロマンスがメインの少女マンガを、男の子が読むって、なかった気がするんですよねぇ……。
ロマンティック・ラヴという概念が、いかにひろく価値を得ているか。また少女マンガ的な繊細な絵柄が受容、あるいは要求されているか。そして、心情描写がメインで引っ張るストーリーが、性別をこえて支持され得るか……といったことを、今、いちばん体現しているタイトルが『NANA』なのではないかと思います。
読んでる最中は、やっぱハチかわいいなぁ、ヤスかっこいいなぁ、美里ちゃん底知れないなぁ、とか思いながら読んでるわけで、そんなこたぁ考えとりゃせんのですけどね。

>子が読むって、なかった気がするんですよね
>ぇ……。
そういえば私が中学校の頃に読んだ少女マンガといえば「伊賀のカバ丸」とか「エリート狂想曲」みたいなのばかりでした。今なら(当時から?)少年誌に連載されててもぜんぜんおかしくないですね。
あと、そもそも「ロマンスがメインの少年マンガ」がありましたしね。あだち充とかあだち充とか(笑)
たしかに少年誌に掲載されていてもおかしくないギャグ漫画でしたね。
最近は、ロマンスというより「萌え」がメインというカテゴリの少年マンガがけっこうありそうな気がするんですけど、そうでもないのかな。そのあたりは、少年誌ではなく青年誌になるのかなぁ。
少年/少女漫画のボーダレス化が進んでいる(いや、すでにない?)のかもしれませんね。
>最近は、ロマンスというより「萌え」がメインというカテゴリの少年マンガ
「カードキャプターさくら」はもし少年誌に連載されていたら、全く違和感なくそうなっていたのでは(笑)
昔は少年誌というと、絵柄がこう、アレだったわけですが――勢い重視というか? どう表現すればいいんでしょう、とにかく、少女誌とは明確に絵柄が違ったように思うのですが、昨今の少年誌は絵も綺麗な人が多いですよね。