2005年12月02日

読了メモ:河辺情話

 風の王国外伝。外伝だし、積読とか積読とか積読とかが溜まってるので後回しに……と思っていたのですが、表紙を見て気が変わりました。慧が主人公だよ!
風の王国河辺情話
著者名:毛利志生子
出版社:集英社
出版年:2005.11
ISBN :408600691X

 そういうわけで、いそいそと読みました。サマルカンドへの途上、とある商都に滞留したおりのエピソード。領主発行の官符がなければ商売できない塩商人事情とか、両親を失っても強く生きる姉弟とか、妖艶な野心家の美女とか、いろいろ組み合わせてガッチリと。
 わたしが慧を贔屓しているのをさっ引いても、よくできたお話だと思います。

 背景事情がわからなくても読めるので、『風の王国』本編に手を出しあぐねている人が、お試しに読むのもいいかと思いますが、ラヴは薄めです。ラヴを求める人は、本編の方がいいんじゃないかな。
 今回の外伝は、より歴史小説って感じです。陰謀とか好きな人向け!
本編感想はこちら
63870http://usagiya.cside2.com/notes/rnote.php?u=books/seriese/kazenookoku.htm

 一巻の感想がないのは、よくないですねぇ。うーんむ。
posted by うさぎ屋 at 15:41| Comment(4) | TrackBack(1) | 小説
この記事へのコメント
わーい。「河辺情話」の感想だー。早速ありがとうございます。
私も非常によくできたお話だと思います。地に足がついてるというか、毛利さんはどんどん腕を上げられてますね。本編の今後も楽しみです。でも慧の今後も気になります! ぜひ再登場を! 本編には無理でも、外伝でも!
…無理ですかねぇ。
Posted by かの at 2005年12月04日 23:37
 いっそ慧を主人公にシルクロード遍歴のシリーズを! と思わなくもないです。あっちこっちの町や村で、きれいなおねーさんや、けなげな女の子に惚れられて、なりゆきで束の間の助っ人を引き受け、まんざらでもない雰囲気に。でも立ち去る〜、みたいな。
 おお、読みたい。一瞬でいろいろ妄想してしまいました。
Posted by うさぎ屋 at 2005年12月05日 00:38
おお、私もいろいろと妄想してしまいました。ぜひ読みたいです! 女性には必ずもてるのに、そして本人もまんざらではないのに、手を出さずに立ち去る〜。「女に振られるのは3度目」と自覚があるのもまた素敵です。かっこいいなぁ!
って、時代劇にありそうですね。そういうお話。風来坊とか無宿人とかいう人たちがそういう運命であるような…?
『風来の慧』として、続いてくれないでしょうかねぇ。無理か(苦笑)
Posted by かの at 2005年12月05日 10:46
 本編の結末にかかわってくれないかなー、と思わなくもないんですけど……>慧
 でも主人公カップルは鉄壁のラブラブですからね。今更、慧が割り込む隙もないですね。割り込まれても読者として当惑してしまいそうな気もしますし……。

 やっぱり『風来の慧』路線しかないのか。いや、それも駄目なのか〜。ううう、モッタイナイ。
Posted by うさぎ屋 at 2005年12月05日 13:28
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12/02 河辺情話
Excerpt: サマルカンドへ向かう慧が巻き込まれた塩商人の陰謀とは?〈風の王国〉シリーズ番外編
Weblog: ■うさぎ屋本舗|Yufuko Senowo Web Site
Tracked: 2005-12-07 08:23