風の王国河辺情話 著者名:毛利志生子
出版社:集英社
出版年:2005.11
ISBN :408600691X
そういうわけで、いそいそと読みました。サマルカンドへの途上、とある商都に滞留したおりのエピソード。領主発行の官符がなければ商売できない塩商人事情とか、両親を失っても強く生きる姉弟とか、妖艶な野心家の美女とか、いろいろ組み合わせてガッチリと。
わたしが慧を贔屓しているのをさっ引いても、よくできたお話だと思います。
背景事情がわからなくても読めるので、『風の王国』本編に手を出しあぐねている人が、お試しに読むのもいいかと思いますが、ラヴは薄めです。ラヴを求める人は、本編の方がいいんじゃないかな。
今回の外伝は、より歴史小説って感じです。陰謀とか好きな人向け!
一巻の感想がないのは、よくないですねぇ。うーんむ。

私も非常によくできたお話だと思います。地に足がついてるというか、毛利さんはどんどん腕を上げられてますね。本編の今後も楽しみです。でも慧の今後も気になります! ぜひ再登場を! 本編には無理でも、外伝でも!
…無理ですかねぇ。
おお、読みたい。一瞬でいろいろ妄想してしまいました。
って、時代劇にありそうですね。そういうお話。風来坊とか無宿人とかいう人たちがそういう運命であるような…?
『風来の慧』として、続いてくれないでしょうかねぇ。無理か(苦笑)
でも主人公カップルは鉄壁のラブラブですからね。今更、慧が割り込む隙もないですね。割り込まれても読者として当惑してしまいそうな気もしますし……。
やっぱり『風来の慧』路線しかないのか。いや、それも駄目なのか〜。ううう、モッタイナイ。