2005年11月30日

読了メモ:春期限定いちごタルト事件

 家族に「最近なんかおもしろい本あった?」と訊いたら、即答してきたタイトルふたつのうちの、ひとつ。
「おもしろい本」という質問に即答してもらえること自体が、かなり珍しいので興味津々で読みました。あらホント、おもしろい。

 片山若子氏のイラストも、ベスト・マッチではないでしょうか。とてもあたたかな色合いを、上品に組み合わせることができる人ですよね。
春期限定いちごタルト事件
著者名:米澤穂信
出版社:東京創元社
出版年:2004.12
ISBN :4488451012

 つい賢しらに語ってしまいがちの少年・小鳩くんが、同志・小佐内さんと手をとりあって、ひたすら小市民を目指す……のに、なぜか謎解きに巻きこまれてしまう連作短編集。
 人生は思うようにはいかないのさ。という感じですか。

 わたしも賢しらに語りがちな性質があるので、わりと身につまされたことです。

 それにしても、読みたい本をぜんぜん読み終わらないうちに、もう月アタマの新刊ラッシュに突入かー。弱った……。図書館に返却せねばならない本から、必要そうなデータをまとめて整理していたのですが、半日たっても終わらないですよ。借りたその日からやってるんですけど、未だに基本的なところも記憶できません。
 小鳩くんのごとき、優秀な頭脳が欲しいであります。
posted by うさぎ屋 at 00:32| Comment(2) | TrackBack(1) | 小説
この記事へのコメント
同じ作者の『氷菓』『愚者のエンドロール』『クドリャフカの順番』のシリーズも、高校生が主人公で、後味がちょっと苦いという、著者独特の色がでていて佳作といえる作品です。
Posted by 高橋ま at 2005年12月01日 08:44
 家族は『春期限定〜』がおもしろかったので出てるだけ全部買った、といっていたような気がします。たぶん家のどこかにあるはずなので、探してみますね!
Posted by うさぎ屋 at 2005年12月01日 11:31
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11/30 春期限定いちごタルト事件
Excerpt: 高校入学を機に小市民を目指す同志・小鳩くんと小佐内さん。とかく事件に巻きこまれ…
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Tracked: 2005-12-05 01:07