とくに、若がどういう立場の人なのか、さっぱり思いだせなくて困りました。この人、なんで共闘してるんだっけ……?
鋼の錬金術師 12 著者名:荒川弘
出版社:スクウェア・エニックス
出版年:2005.11
ISBN :4757515731
敵が「反則じゃねぇの?」というくらい強いです。今に始まったことではないですが。
昨今、「敵が絶望的に強い」という表現をうまくこなしている漫画を、よく読んでいる気がします。自分の趣味というより、そういうテーマあるいはモチーフが、大勢に支持されているのだと思います。どれも、ものすごく売れているタイトルですから。
自分が今、生きている時代に感じている閉塞感や、「個人の力ではどうしようもない」と感じられる現状への絶望……などが、そうした作品を生み、また支持されるもとになっているのかな、などと考えました。
創作物はすべからくその人の生きている時代と、創作者自身の生きかたを反映しているんじゃないかな、と思うので。
見返しの文章がおもしろかったな。わたしも最近、ドキュメンタリー番組をよく見て、泣いたりしてます。
でも、作者さんのような感想はもたずに見てるので、あ、なるほどなー、と。
わたしが「やっぱり作り話はかなわねぇ」と思わないのは、ドキュメンタリーもフィクションだと思う派だからでしょうね。
あれだって、一定の意図をもって撮影、演出、構成されているわけですから。
制作者の意図によっては、ほんとうに、ほんとうらしい嘘、というのを流布することができるのが、おそろしい。

ドキュメンタリーうんぬんは、アニメ版・劇場版のことが関係しているのでは裏読みしてみたり。
そういえばさっき、ブログ・アクセサリーのペットかなにか(よくわからない)の名前が「えるりっく」というのを見かけて、てっきりムアコック・ファンかと思ってその下を見たら、recommendedが『鋼の錬金術師』でした。ああ、そっちかー。と、思ったことです。
もはやエルリックといったらエドワードとアルフォンスの時代なんでしょうな。ここまで書いて、「アルフォンス」って英語系の響きじゃないような気がするなーと思ったのですが、ポピュラーではないというだけで、英語圏にもそういう名前の人はいるのかなぁ。エドワードはバリバリの英語系ですけど。
気になったので「Alphonse」でぐぐってみましたが、英語じゃない頁が多そうですね、やっぱり。ハガレンのファン頁らしきもの(英語)が一頁めにヒットしてました。
Alphonseはフランス名のようですね。英語形はALPHONZOだそうです。でもアルフォンゾってイギリス人はあまり居なさそうな気がしますが(^^;) 愛称型はラニーまたはロニー、ロン。
名前って面白いですネ。
メルニボネの性格破綻王子、好きでした……。
「アルフォンソ」だとスペインの伝統的な名前らしく、スペインの王様に「アルフォンソ※世」が、大勢いらっしゃるようです。
でも、12巻まで名前の問題を考えさせなかったことを鑑みても、ハガレンの物語力はすごいですね。変な感心のしかたですが(笑)