2005年11月19日

造本・装丁

 先日もネタにしましたが、最近見かけた、わかりやすい一例。
唯一、青山の竹尾で見つけた「ぐびき」という特殊な紙は深い色合いの赤でなかなかいい質感でしたが、色上質の10倍以上とコストが高すぎるので断念しました。紙の予算なども制約があるのです。
(中略)
インクの色が一色で済んだのでコスト削減と一石二鳥です。

The Helvetica Book デザイン〜色について

 ……と、このように、装丁を考える人たちは理想と現実と予算のあいだで、最良のものを作りだすべく頑張ってらっしゃるわけです。

 わたしはあまり装丁やデザインに口を出したことはないですが、ライトノベルの場合は、そもそもレーベルそれぞれに一定のフォーマットがある場合が多いので、そんなにそこから踏み出すことはできないんじゃないかと思います。
 たとえば、裏面にイラストがつく/つかないも、レーベル単位であらかじめ決まっていますから、変化をつけるとすれば「どういうイラストをつけるか」という方向でいくしかないわけです。
 紙などは、もう選びようがないというか、それこそレーベル内は統一されてますし。

 レーベルによっては、ページ数の上限も具体的に決まっていたりします。先日出してもらった『皇帝の華』は、あれが上限最高値で、あれ以上一ページでも増えたら出ない、というか殖やしちゃ駄目! という状況でした。

 まったくの余談ですが、そういう状況での校正はかなり辛いです。自業自得なんですけど!

 それにしても、Helvetica の本ってまたずいぶんピンポイントな……。ちょっと欲しいかもしれません。
ヘルベチカの本
著者名:大谷秀映
出版社:エムディエヌコーポレーション
出版年:2005.11
ISBN :4844358308
posted by うさぎ屋 at 01:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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