2005年11月14日

読了メモ:バベルの謎

 わー。これ面白い。創世記にあらわれる「バベルの塔」の物語を、「特定の個人」が書いたものという観点から(そりゃ誰かが書いたには違いなかろうし)あらためて読み直し、その「ヤハウィスト」と仮称される誰かの思索の行方をたどる、一大「知のスペクタクル」←勝手に名付けました。いやだって創世記ってスペクタクルだし。
バベルの謎
著者名:長谷川三千子
出版社:中央公論新社
出版年:1996.02
ISBN :4120025357

 いやー、おもしろかったー。心の底からおもしろかった!
 ちなみに歴史的仮名遣いで書かれていますが、まったく読む障害にはなりませんでした。

 なぜ歴史的仮名づかひであるのか、についても記されてゐるが、これもまた興味深く読める。
 あくまで哲学する人だと思ひつつ巻末プロフィールを拝見したところ、やはり当然のやうに哲学の先生でした。
 なほ、この文章は「俄か仮名づかひ」をもって記されてゐるもので、厳密に正確な「其れ」を再現してゐるとは思われない。

 などという遊びはともかく。
 すこし前に読了した『アカシック大予言』と本書は、図書館で発見しました。オンライン書店で単語や著者などのキーワードで検索していると、どうしても「ジャンル本」を見過ごします。といって、カテゴリごとにだらだら本を眺めていくと、タイトルが多過ぎて、途中で挫折するわけで。
 だから、特定の調べごとに必要な本を発見するには、やはりたまには「きちんと並んでいる」リアル書店や図書館に行くことも有効だな、とあらためて感じました。
posted by うさぎ屋 at 02:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 神話・伝説
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