2005年11月02日

読了メモ:喪の女王2

 まぁ置いてないだろうなぁ……と諦め九割で、それでも念のためにと行ってみた近所の書店に、コバルトの新刊が全部入って! しかも平積みになってて!
 ものすごくおどろきました63911
 今まで、そこで平になる少女向け文庫って、「アニメ化された」タイトルだけだったんですよ。それと、BL。新刊も、一冊ずつ入るか入らないか、どうかすると二週間から一ヶ月くらいして、チェーン店舗同士で在庫をやりくりした結果、出てきましたよ〜、みたいなタイミングでようやく店頭に並ぶ感じだったんです。
 どうしちゃったんでしょう……。いや、すごく嬉しいですけど、わたしとしては。
流血女神伝喪の女王 2
著者名:須賀しのぶ
出版社:集英社
出版年:2005.11
ISBN :4086006669

 というわけで、買ってきて読みました。
 今回のポイントは、あとがきでした。作者みずから、「エドとくっつくと思ったのに!」という読者の悲鳴を認めてくださって、たいへんすっきりしました。すっきりしましたが、もう遅いって……そそそそれはやはりもう期待しても駄目ということですか。
 まぁ、なんていうか、なんていうかですよ。大変なお話でした、いつに変わらず。

 しかし女神伝は猛烈におもしろいし、「くっつくと思ったのに!」と女性ファンが悲鳴をあげるくらいなので、ラブ方面への傾斜が希薄で、男性にもすすめやすいのですが、巻数が多過ぎて、すすめてもビビられてしまうんですよねぇ。まぁいいから騙されたと思って『帝国の娘』前後編を読みたまえ! ってな感じなのですが。
posted by うさぎ屋 at 23:43| Comment(6) | TrackBack(1) | 小説
この記事へのコメント
確かに。
あのあとがきを読みましたが、著者は個々のキャラのことより、歴史上のキーマンとなるキャラの運命を細かく描くことで、大きな歴史の流れを書きたかったのかなあと思ったのでした。
Posted by 高橋ま at 2005年11月04日 09:16
 自分のキャラのカップリングなんて……と書かれてましたしねぇ。ロマンス要素についての配慮は、ほとんどなされていなかったんでしょうねぇ。
 コバルト文庫でそれって、すごいことなんじゃないかなぁ、と思ったりもします。
Posted by うさぎ屋 at 2005年11月04日 23:02
おそらく、同じ梗概を見ていながら、作者と編集者が微妙に違うものを見ていたのではないかと。
特に売れるものを書いてきた実績がある人には、あまり縛りがないのかも。
Posted by 高橋ま at 2005年11月05日 10:06
 あはは〜。どうなんでしょうねぇ。
 須賀さんの担当をつとめておられるかたが、つきあいが長くていらっしゃるのであれば、最初からラヴは諦めておいでなのではないかと思ったりもしますが。
Posted by うさぎ屋 at 2005年11月06日 07:35
売れればいいという原理が主に働いている部門では、売れる人のやりたいことは、それが失敗する可能性が高いと明らかでないなら、なるべく阻害しないというのが、正直のところでしょう。まあ、1冊失敗しても、そのほかの既刊が売れている間はまわりすべてが肯定的ですし。
作家というのは、よい気分ならよりいいものを書くのではないかと、編集者は思ったりするかもしれません。
まあ、須賀さんはキルゾーンでもそうですが、明らかに愛だけではないというところが持ち味ですね。
Posted by 高橋ま at 2005年11月06日 20:20
 持ち味を生かしたまま、売れるものが書ければ一番ですよねー。なかなか難しいことですが。
 いい気分にさせるのも、重要なスキルだと思いますー。これも難しいことですよね。
Posted by うさぎ屋 at 2005年11月07日 05:42
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Tracked: 2005-11-15 06:39